病気の辛さについて考えてみた
【スポンサーリンク】
市川海老蔵さんが、奥様 麻央さんの乳がんについて発表されました。
麻央さんは、まだ33歳。
私と同年代。他人事ではありません。
麻央さんてもうそんな年齢になってたんですね。
恋のから騒ぎに出てた頃が頭から抜けません(´・_・`)とても美人さんだった(=゚ω゚)ノ
もう30代。まだ30代。
病気にかかるリスクが十分に高まる年齢です。
実際に、私のお友達にも、
20代で子宮がんになり、手術した子が2人います。
誰にもわからないけど、気付けば病魔が近寄って来てたりするんですね。
病気は、とにかく早期発見をしたい。
早く見つかればそれだけ治療も早くできて身体へのダメージが少なく済んだり、
その後の経過にも良いのです。
私が病院で働いてきた時、患者さんの話を聞くと、ほんとに受診が遅い。
辛い症状が出てるのに、病院に来ない人の多いこと多いこと…
結果、受診と同時に入院治療が必要となってる。
そして、そこまで来てても、まだ入院を拒む。
確かにね。
現代人は忙しいです。
入院する時間を作るのも難しいのかもしれません。
そして、入院することも、治療することも、怖いことだらけですよね。
誰だって病院は嫌いですもん。
でも、できるものは、早く取り掛かった方が良い。
そして、早く発見できるように、普段から行動した方が良い。
がんに関わらず、病気になった時の気持ちは、残念ながらその人にしかわかりません。
もちろん。
わかりたい、少しでもわかろうと努力しますが、
どうしても、その人の気持ちをすべて理解することはできません。
病気になって抱える辛さや不安、恐怖、葛藤…は、
本当にその人にしかわからないのだろうと思うので。
私が、看護師として働いていた時に、そう感じました。
終末期の患者さんと関わっていると、強くそう感じ、看護師として、何ができるのか…どうすれば良いのか…と悩んだ記憶があります。
点滴や内服などの援助はできても、心のケアはどうすれば良いのだろう…と。
ただただ、あなたの気持ちはわかります、と言っても、本当にはわかりきれません。私が思ってる以上に、複雑な感情が患者さんにはあると思うので。
簡単に、お気持ちわかりますよ、と患者さん自身も軽々しくは言われたくないだろうともも。
でも、そこで、わかりきることはできないけれど、
辛い状況の気持ちを患者さんの立場だったら…と考えてみたり、患者さんの気持ちを傾聴したり、
患者さんのそばにいることはできる。
一緒に辛い時間を過ごし、患者さんのできないことを手伝ったり、
辛い思いを吐き出してもらったり、少しでも楽しい話をしたり…
そういうことはできる。
そして、これも、患者さんの辛さにはかなわないけど、辛いんですよね。
辛い人をそばで見守っているけど、自分には何もできない治せないっていう状況。
風邪の看病とかでも、そばにいて見ているだけでも、どうしようもなくて、
辛いなぁ…と思うことありますよね。
辛い時間を共有するのも、決して楽じゃなくて、とても辛いことだと思います。
一緒に辛い思いを分かち合って、それでも患者さんのそばにいたいという思い。
この思いは、少なからず、一人じゃないという部分で、
患者さんの心の支えになるのではないかな、と思います。
だから、病気になった本人とは違った辛さが、周りの家族や大切な人たちにはあるんですよね。
今回、麻央さんの旦那様である、市川海老蔵さんを始め、お子さんや
小林麻耶さんなど家族の方たち、周りにいる人すべても、辛い状況です。
病気と闘っている麻央さんと、その周りの人たちが、
少しでも早く辛い状況を脱することを切に願うばかりです…
そして。
皆さんが、辛い思いをしなくて済むように…
健診を受けましょう。
そして健診を受けるよう勧めましょう。
自分を病気から守るために。
大切な人を病気から守るために。
長々とまとまりの悪い文章を読んでくださってありがとうございましたm(_ _)m